エンジン周りではキャブの換装を行っています。

 日本仕様のオリジナルではゼニス・ストロンバーグです。この車にも納車時にはストロンバーグキャブレターが付いていました。

 まぁ、いいか・・と思いながらゼニスで乗っていましたが、そのうちにエンジンの不調がひどくなり、当時の主治医へ入院。「たぶんキャブの寿命が来たんでしょう。ゼニスでここまで保てば長持ちした方ですよ。(^-^)」と言われました。

ゼニスの新品かそれともまったく違うキャブかなどと悩んだんですが、結局「ゼニスの新品は高価い」という結論に達し、店の人にも勧められウェーバーに換装することになりました。その店はSUよりもウェーバーに換装するケースの方が多かったみたいです。

 さてさて、入院後数日経って店からの電話「結局、キャブじゃなくて、デスビとコイルの不調のようです。(^o^)」という連絡がありました。デスビとコイルの交換だったらキャブの換装に比べてはるかに安く済むし、良かった良かった(^^)・・・というわけで、デスビ(フルトラキット込み)とコイルの交換をやってもらいました。

 その後、特に問題なく走っていた金馬号ですが、やっぱり段々エンジンの調子が悪くなってきました。その頃は付き合っているショップも変わっていたので、その店の社長に色々見てもらったところ、てっきり生きていると思っていた「オートチョーク」は死んでいるどころかワイヤーが外れているし・・・やっぱり勉強不足は悲しいですね。いやはや・・(^^ゞ

 結局、キャブをコンバートすることにしました。「えむじい亭」の中にもSU派とウェーバー派が居まして、「SUが良いよ。扱いやすいし(^o^)」「いやいやウェーバーの吸気音を聞いたらもう虜になっちゃうよ(^o^)」なんて勧められました。どっちかというとのんびり山道を流したりする方が好きな金馬としては、スポーティーなウェーバーよりもSUの方が気になる存在です。それに何といっても「SUの方が全然燃費が良い(^^ゞ」というところに行き着き、SUを選択しました。

 ゼニス装着のMGBの場合、インマニとエキマニが一体になっているので、エキマニもタコ足にする必要があります。金馬号と長く付き合いたい金馬としては「やっぱり錆びにくいステンレスの方が良い。結果的には安く済みそうだし(^^)」ということで「SU&ステンタコ足」への換装となりました。

 換装してみての感想ですが(洒落か?(^^;))、低速が全然別物になりました。とても同じ車とは思えない。最初はアクセルワイヤーの張りが強すぎて乗りにくかったのですが調整によってそれも解決。それに燃費も飛躍的に向上!岩手出張時の高速道路での燃費は何と「14km/l」リッター14キロですぜ!旦那!(^O^)/

 ただ、ゼニスの頃にはなかった「パーコレーション」を、しばしば起こすようになりました。「パーコレーション」というのはエンジンルーム内の熱によってキャブ周辺のガソリンが沸騰してしまう症状です。「カウンター・フロー」といって吸気も排気も同じ側から行っているMGBの場合、どうしてもエキマニの上にキャブやフューエルフィルターが来てしまうのでこの症状が起こりやすいのです。ゼニスの場合、キャブへの吸気が正面からだったのと、シングルなので電動ファンからの風や走行風でうまく熱が逃げていてくれたのです。しかしSUツインの場合は、サイドの狭いところから吸気するというのと、ツインキャブのためどうしても後ろ側のキャブ周りの熱の逃げ場所がありません。

 「パーコレーション」の対策としては、エキマニに「クールイット」等の遮熱テープを巻いたり、キャブやフィルターに「クールイット」のスプレー塗料を塗るなどの方法や、エキマニとキャブの間に「遮熱版」を取り付けるなどがあります。

 金馬号は遮熱テープ巻きとスプレー塗料塗りは施してありますが、「遮熱版」はまだなので、来年暑くなる前にはやらないとなぁ・・(^o^;)


参考写真
キャブ換装前の金馬号のエンジンルーム。
装着前のSUキャブレター(13/4)。
これがタコ足の入っていた袋です。何故か「ウサギのえさ」 と書かれています。(^^;)
SUキャブとタコ足装着後の金馬号のエンジンルーム。
タコ足に巻かれた「クールイット」の遮熱テープ。ちょっと見には荒縄を巻いてあるみたいな感じです(^^;;;
電動FAN
これには本当に泣かされました(;_;)
金馬号の場合、純正が1台(本来2台)と後付のFANが付いています。
温度スイッチ。
ここで水温を感知してFANを回すのですが、納車数日で壊れました。
現在配線は殺してあります。
純正の電動FAN。
本来は2台付いているはずなのですが、既に1台取り外してありました。
これも納車間もなく壊れました。内部で断線しているようで、もう一台のFANにまで電流が行かなくなりました(;_;)
後付電動FAN
納車時から付いていました。おそらく国産軽自動車からの流用だと思いますが、大変強力です。これが動いている限り、夏場でも水温が上がることはありません。(^-^)
電動FAN用リレー
温度スイッチが壊れたので、完全手動化しました。このリレーはフォグランプ用の物を使っています。初代が1年ほどで壊れ、2代目です。
FANスイッチ
水温を見ながらFANのスイッチをON・OFFします。スイッチが入っているときにはランプが点く仕組みです。消し忘れがないように制御側の電源はステアリングコラムのACC(アクセサリー)電源からとっています。
電動FAN系統の配線
試行錯誤の末にこのようになりました。室内側に大電流を持ってこない事と、消し忘れの防止のための配線に気を使いました。